「自信を持つ」についての捉え方

突然ですが、「自信を持とう」とか「自信を持って」と言われると、どんな感覚になりますか?肩に力が入ったり、気合を入れたりする人も多いのではないでしょうか。そのような感覚に加えて、「自信」という言葉は曖昧で掴みどころがない言葉だと思ったりしませんか。

前職で、上司から「もっと自信を持って大丈夫だから。」と言われても、自分自身ではそんなに自信が持てないことがありました。

辞書を引いても「自分の能力・価値や自分の原稿の正しさなどを自ら信じること。また、その気持ち。」とあります。そもそも、「信じる」という言葉に曖昧さを感じて、手応えを感じません。

以前、「自信が持てない」をテーマにコーチングをしてもらったとき、最後に「自信は持てなくても、自負は持って」と言われたことがあります。「自分のやってきたことに誇りは持とう」と言われたことで、心が緩んだことを覚えています。

ただ、やっぱり「自信を持つ」は曖昧なまま。

ところが、先日ある本で『高いパフォーマンスが発揮できている時は、「自然とできる」という確信がある時』、という文を目にしました。ん!

『「然とできる」という確

最初と最後を一文字ずつ繋げると「自信」になります。

でも、『「然とできる」という確を持つ』で「自信を持つ」と考えると、無駄な力が抜けて、視野が広がってる状態。気持ちは落ち着いて、自分のその時やるべきことが自然とできるイメージが湧いてきました。

何事も初めてチャレンジするときは緊張します。でも、何度も繰り返すことで自然とできるようになりますよね。何度も繰り返すことで成功体験を積み重ねて、だんだんと「自然とできるという確信」が持ててきます。

自信がない状態の自分が良くないわけではなくて、自信のない状態があるから努力しようと思うんですよね。だから、自信がない状態から気合を入れて頑張るのではなく、自信のない状態を受け入れつつ、自信が持てるように繰り返し成功体験を重ねていくこと。

すると、自然とできるという確信を持って、高いパフォーマンスを発揮できるようにもなりそうです。

こんまり®︎流片づけコンサルタント
ライフコーチ
籔田育子


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