褒められるのが苦手な人が変わるきっかけ

先日、ある企業向け人材育成研修のアシスタントをする機会がありました。

毎回、研修が終わる頃には参加者の皆さんがすっきりした、清々しいお顔になるのがとても印象的な研修です。

そこにブレイクアウトでグループの受講者さんのワークや場をサポートをしています。

その回は、ある受講者さんが、相手に言った一言によって、自分が褒め言葉を受け入れられないことが、少し受け入れられるように変化したことがあったんです。

研修の内容とは直接関係ないのですが、心に残ったことの一つでした。

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この記事を読んでくださっている方の中には、褒められるのが苦手、褒め言葉を素直に受け取れない方って、多いのではないでしょうか。

ついつい「大したことないです」などと相手の言葉を否定してしまって、心の中では「本当にそう思っているのかな」なんて疑ってしまったりして。。。

ブレイクアウトのワーク中、同じグループの別の受講者さんがフィードバックをもらっている時、「褒められるって恥ずかしいすですね」と一言。すると、褒められるのが苦手と言っていた受講者さんが「でも事実なんですよ」と伝えたんです。

そう、「こういうところが○○さんの強みだと思いますよ」とか「こういうところがすごいと思っている」など、行動や能力などを含めて具体的によいことを言われた時は、相手はあなたに「事実」を伝えてくれています。

あなたの周りでそんな風に言ってくれる人、いませんか。そういう言葉をくれるのは、そもそも自分が信頼している人だったり、自分を尊敬してくれている人だったりします。また、褒めてくれる人は、感謝や労いの言葉もある場合が多いですよね。

「誉める」とは、お世辞のように、表面的な言葉をかけることとは違います。
褒め言葉は、事実です。

なので、キャッチボールをしているように褒め言葉を受け取ってみてはいかがでしょうか。まずは信頼している人からのボールでOK。

フラットに受け取ることで、ちょっとずつ変化を感じられるのではないでしょうか。

こんまり®︎流片づけコンサルタント
ライフコーチ
籔田育子

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