「ストレングス・ファインダー」から客観的に自分の強みをみてみる
突然ですが、ギャラップ社の「ストレングス・ファインダー(Strengths Finder)」をご存知ですか?
ストレングス・ファインダーとは、簡単にいうと、ギャラップ社が「人間の強み」に関する研究に基づいて、人々に共通する34の「資質(強み・弱み)」を言語化。それらを発見・説明するためのアセスメントです。
弱みを強化することにエネルギーを注ぐのではなく、それぞれの強みをのばして仕事をするという考えがベースにあります。
ちょっと想像してみただけでも、上司や周りがあなたの弱みにばかり目をむけている環境よりも、強みを理解してもらっている環境の方が、安心して仕事に取り組めそうですよね。
前職で外資系企業に勤めていたある時期、上司もメンバーもこのストレングス・ファインダーのアセスメントを土台に、仕事をしていた時がありました。
何より、その上司がそれぞれの強みをうまくいかしてメンバーのやる気を引き出していたので、皆、前向きにだったのを覚えています。
会社としては、数字のプレッシャーが大きく、体力的にも大変な時期でしたが、よい雰囲気で働いた経験となりました。
今はご縁があり、ストレングス・ファインダーをもとに、人材育成の研修を実施している企業の研修アシスタントをさせていただくことがあります。
それぞれの資質トップ5をもとに研修が進むのですが、参加者自身が自分の強みを理解し、他者の資質も理解することで、
仕事への取り組み方やコミュニケーションの仕方が前向きに変わっていくのを感じています。
参考までに、私の資質トップ5はこのような感じで出てきました。
- 共感性
- 慎重さ
- 最上志向
- 個別化
- 成長促進
細かいレポート内容を、詳しい方の言葉をかりてまとめると、「直感的に物事を見極める。同時にその直感に従うべきか丁寧に考えてから行動を起こす。人の個性を大事にし、一人一人に向き合い、その可能性を見出せる。そんな強みを持っている。」とのこと。
今の仕事にあっている感じらしいです。
注意が必要なのは、「資質」は良い悪いはなく、それ自体はニュートラルなもの。強みとして出るときもあれば、弱みとして出るときもあるということです。
弱みとして出る状態を理解しておくことで、その状態に気づいて減らすこともできたらいいですよね。
トップ5は、職種などの環境によって下位の資質と入れ替わることがあるとのこと。実際、前職の時に出ていたトップ5の資質といくつか入れ替わっていました。
ですから、とらわれたり、ステレオタイプに決めつけたりする必要もないのです。
普段、つい自分の弱みに意識が向きがちですが、弱みも裏を返せば強みになるもの。
もし、「自分の強みがわからない・・・」と思っていたら、ストレングス・ファインダーのアセスメントを試してみるのも一つの方法かもしれません。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
この後も、素敵な時間をお過ごしください。
こんまり®︎流片づけコンサルタント
ライフ・コーチ
籔田育子
『自分の可能性を広げて心地よい生き方へシフトする』
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