「服をたたむ」3つ目の理由
こんまり®︎メソッドをお伝えしているときに、抵抗を感じることの一つが「服をたたむ」について。片づけレッスンでは、実際にこんまり®︎流で一緒にたたんでいただきます。だから、たたんだ後、お客様も「なるほどー」とか「自分の服じゃないみたい♪」ととても喜ばれます。
でも、ワークショップなどではそうはいきません。参加者の皆さんは、想像しながらきいてくださっているので、普段、服をたたまずハンガーにかけている方の中には「めんどうじゃない?」と思うんですね。
服をたたむ理由は3つです。
収納率がアップすること
まずは、物理的なことです。たたむことで服がコンパクトになり、思っている以上に引き出しに収納できるようになります。ハンガーにかけていたスペースが空いて、クローゼットが広々としてきます。
他の部屋にかけてあった服も1箇所にまとめることができるので、スペースを有効に使えるようになってきます。
管理がしやすくなる
次に、何がどこにあるかひと目でわかるようになるので、自分の着たい服をすぐに取り出すことができるし、戻すときも、定位置があるのでしまいやすいんです。
ヘビロテの服と、そうでない服も一目瞭然になって、服の管理がしやすくなります。
自分の手でたたむことで、服の状態がわかるようにもなります。糸が解けていたら着る時でなく、事前にわかることで、つくろっておくことができますよね。すると、着たいときに着られない、「せっかく着ようと思ったのにー」なんてこともなくなります。
気持ちが整う
最後、3つ目の理由は、「いつもありがとう」と感謝しながら丁寧に服をたたむことで、気持ちが落ち着いてきます。
「気持ちが落ち着かないな」と思ったときには、特に集中して服をたたむようにしています。終わる頃には気持ちが整って、他の仕事が手につくようになっているのです。
最近、合気道の稽古に通い始めました。初めて道着を着ているのですが、稽古が終わった後や洗った後に、道着を丁寧にたたむことで、気持ちも整うことに気づきました。
武道を習っている方は、とっくに気づいていることかもしれません。
こうやって、技だけでなく心を整えているのだろうと想像しています。
まとめ
服をたたむとは、時間が取られるだけの面倒な作業ではなく、丁寧にたたむことで、気持ちが整う作業。ちょっとした瞑想です。
ここまで読んで、たたんでみよう!と思ったらぜひ試してみてくださいね。自分のときめく服だけが綺麗にたたまれて収納された状態って格別です。
あるお客様は、今までハンガーにかけてばかりだったけれど、「たたんで収納した方が気持ちがいい!」と思って、それからはアイロンも丁寧にかけるようになったそうです。
こんまり®︎メソッドで片づけたいと思ったら、オススメは「たたむ」です。騙されたと思って一度トライしてみてくださいね。(柔らかい生地の服やジャケット、コートなどはハンバーのままでOKですよ。)たたんだ服にはときめかなかったらハンガーに戻すのは自由です。
あなたのときめく時間をお過ごしください☆
こんまり®︎流片づけコンサルタント
ライフコーチ
籔田育子
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