にがてが能力になる(コーチングセッション)

いよいよコーチングスクールの最終フェーズが始まり、複数のプログラムが走り始めました。その一つがメンターコーチとのセッションです。初回で扱ったのは、「自己開示がにがて」というテーマ。自己開示と言ってもその中身は色々あると思いますが、私の場合は、人に弱音を吐けないとか弱い点を見せられないと言う点。そしてゴールは、自己開示できるようになることです。


学生時代まではそうでもなかったのに、社会人になってからいつの間にか弱音を吐いたり、弱みを見せたりすることができなっていたと感じています。そのため、過労で体調を崩すと言うことを2度経験。

最初に思い出したことは、外資系企業で営業として働きながら、何回か転職をしたことで次第に「営業としての即戦力」を求められることが強くなっていったこと。そうしているうちに自己開示が減っていました。

コーチからのフィードバックで「即戦力として働く」と言う「役割」に忠実だったこと。「周りから期待されている役割」を演じていたことに気づけました。(今書いていて思い出したのは、勤めている時は、また別の人格が強く出ていて、こちらの人格に気づいていませんでした。)

そこから思い出したのが、キーワードである社会人になってからと言う、新卒で入社した企業での経験です。詳しいことは割愛しますが、期待値が高すぎて、無理だと思っていても(ありがたいことなんだからと)当時はそれを口に出せませんでした。そして、「周りから期待されている役割」を演じていたことを認識しました。

社会人になってからと思っていたのに、さらに出てきたのは長女という役割。親から「お姉ちゃんなんだから」と小さい頃から言われ育つことで、お姉ちゃんを期待される役割を演じていたのです。

そこからの「答え」は、自己開示を自分のためと思うとハードルが上がってできない。だから、相手のためになると思えばハードルが下がるのでは?とのこと。要は、周りから自己開示を期待される役割を演じることです。なんとなくよさそうな感じはしたのですが、その「答え」に一瞬、抵抗している感覚もありました。

「周りから期待される役割を演じる」は、「他人軸」です。私は、他人軸と言う言葉にネガティブなイメージを持っていることに気づきました。悪いものではないと気づけたことで、それを一つの能力・スキルとして使えばいいと理解できました。「周りから期待される役割を演じる」ことについて、行き過ぎはよくないことです。でも、主体的に使えば役に立ってくれると言うこと。


今回、コーチングセッションを受けて、ふだん自分では考えてみない場所に焦点を移動させられ、目からウロコでした。ましてや、自分がよくないと思い込んでいたことが「答え」になるとは驚きです。でも実際、ハードルが下がったのを感じます。

今回のセッション内容を掲載することはコーチに許可をいただいています。また、内容はあくまでも私の経験談です。同じようなケースでも結果が変わる場合がありますが、「答えはすでにクライアントの中にある」がコーチングの大前提。いま悩んでいることも何かしらの答えがきっと見つかるのではないでしょうか。


最後までお読みくださり、ありがとうございます。

コーチング学び中
こんまり®︎流片づけ認定コンサルタント
こんまり®︎流片づけ認定インストラクター
籔田育子

〜こんまり®︎流片づけサービス内容〜
こんまり®︎メソッドワークショップ
こんまり®︎流片づけ講座 8月開催予定
こんまり®︎流片づけ個人レッスン
企業・団体の方へ
*その他、お問い合せもお気軽にどうぞ。