こんまり流で収納するとき

最近の暖かさでベランダの花も咲き始めてきました。これからどんどん楽しませてくれます。でも、近頃は蕾が膨らみ始めた頃からもときめきます。“はじまり”の時にワクワクする感じと重ねているのかもしれません。

こんまり流片づけは、本来モノの見極めが先ですが、片づけレッスンで立て続けにあった出来事なので記事にしてみました。もしかしたら、意外と悩んでいる方いらっしゃるのかも。

お客様の中には片づけレッスンとレッスンの間の“宿題”をする時に、本をしっかり読んで実践されている方もいらっしゃいます。そして、レッスンに伺って宿題チェックをさせていただく際に、引き出しの高さに制限がありペンを寝かせたり、1つの収納棚の中なんですが、収納棚の使い勝手によって、同じカテゴリーが上下に分断されるような収納に整えたりする時があります。その時に「立てなくていいのですか?」「同じカテゴリーが別れてもいいのですか?」という質問をいただきます。答えは、その方がよければOKです。

と言いますのも、こんまりさんの本では多くの方々に読んでいただくため、教科書のように書かれています。ですが、おうちのモノと収納の組み合わせは、お客様ごとに全て違います。ですから、その収納に合わせてモノが心地よい場所に収納できれば大丈夫です。こんまり®︎流片づけで、収納の原則のひとつ「とにかく立てる」はできるだけ立てた方が収納の高さ(深さ)をフル活用できますよ、ということです。できなければ寝かせてもOKです。ときめくペンでしたら寝かせた方が全体の姿が見られてときめきますよね。また、状況によりますが、ひとつの収納棚に分断して収めても、一目で総量が確認できれば大丈夫です。

先日こんまりさんの話を聞いて驚いたのは、収納位置の関係でどうしても「右肩上がり」に収納できなお客様のご質問に、こんまりさんがその場所を(写真で)確認して、「これなら“左肩上がり”でもOKです。」とおっしゃったことでした。最終的には、モノがその場所で心地よさそうか(無理のない収納か)、ご自身が「ときめくかときめかないか」です。

片づけを忠実に進めていただいているのは本当に素晴らしいのです!収納の原則もあります。ですからまずは原則に従って収納してみてください。でも、もし本に書いてある通りにできない場合は、その収納場所から一度一歩下がって、「ときめくかときめかないか」で考えてみてくださいね。(ただし、片づけ祭り中は「仮置き」と考えて、見極めをどんどん進める方が大事です。念のため。)もっと知りたくなったら「ワークショップ」や「片づけレッスン」をご検討くださいね⭐︎

最後までお読みくださり、ありがとうございます。
こんまり®︎流片づけコンサルタント
籔田育子

こんまり®︎メソッドワークショップ
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