片づけはモノを減らすことではない?

今、片づけをしている方も、片づけを始めようと思っている方も、「モノを減らさなきゃ」と思っていませんか。以前は私もそう思っていましたし、片づけレッスンのお客様でもはじめはそう思っている方が多いのですが、そうではありません。結論から先に言ってしまいますと、片づけは、自分が管理できる量「適正量」にするためにモノの見極めをするということです。

少しわかりにくいかもしれません。今、私たちは持っているモノの量が多いために、結果的に片づけを終えるとモノの量が減ります。ただ大きな違いは、考え方を「モノを減らす」ではなく「持つモノを適正量にしていく」に変えることです。

何が違うかと言いますと、見るモノの視点が違います。「モノを減らす」場合は、減らすモノをみています。ですから減らしたとしても、その結果、何が残っているのか、どれくらい残っているかの把握ができません。ですから、ないと思って、また同じモノや似たようなモノを買ってしまいます。

一方、「モノを適正量にしていく」と言う視点は、残すモノにフォーカスします。すると何をいくつ持っているのかが把握できるようになります。今、これだけ持っていて十分だと言う認識ができるので、必要以上に買い物をしなくなります。そして、結果的に量も減ることになるのです。

一つ気をつけていただきたいのは、こんまり®︎流片づけは、ときめくなら、そしてご自身で管理できるなら「堂々と残してOK」と言うことです。ですから、例えば、洋服が好きな方は衣類の数が多かったり、本が好きな方は、数が多かったりするかもしれません。それが使っているモノでしたら残して大丈夫です。

「減らさなきゃ」ではなく「何を残すか」ときめくモノ・残すモノに焦点を当ててみる。すると、あなたにとっての適正量のモノたちが残り快適な暮らしが始まります。

最後までお読みくださり、ありがとうございます。

こんまり®︎流片づけ認定コンサルタント・認定インストラクター
籔田育子

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