こんまりメソッドでオフィス机を片づけた後の変化

前回からの続きです。
オフィス机のモノを物理的に片づけて、PCの中もシンプルにした後、次にとりかかったのは、タスクの整理でした。まだまだ、時間を効率的にすることができる部分があるのではないかと、まずはタスクを全て洗い出しました。そこから、本当に自分がやらなければならない仕事だけを選択。次に変えたのがチームに対する考え方。

当時私は、各顧客ごとのアカウントチーム(顧客担当チーム)で仕事をしていました。各メンバーは、各顧客とのビジネスを支えるために必要なメンバーで、各部署から1名ずつ計7–8名でひとつのチームが構成されていました。信頼できるメンバーばかりです。

ただ、自分がビジネスの責任を持っていることと、完璧主義だったことで、仕事の依頼はしていましたが、関連するメールには全て目を通し、進捗を確認したり、資料などのチェックも全てしていました。それに加えて、本来自分がやるべきタスクもしていると時間が足りなくなるのは当たり前。

ふと、自分が仕事を楽しいと思う時はどんな時か考えた時、それは任されて自分の裁量で仕事をしている時でした。そもそもチームメンバーは、自分より若いけどみな優秀。メンバーだってもっと自分の裁量で仕事をした方が楽しいのではないかとやっと気づき、もっと任すことにしました。

すると、自分自身は、本来必要があることだけに集中でき、仕事に追われた感が減ったんです。チームとしての仕事もまわっていました。

本来の自分の役割であるタスクを選び抜き、不要な完璧主義を手放したことで、自分の仕事に集中する時間が増えました。そして、その後出てくる大変な課題にも集中できました。

5年前、こんまりメソッドで家を片づけた後、仕事にも応用して片づけたところ、働き方に対する考え方も変わりました。もし今、仕事で時間に追われている感があれば、こんまりメソッドで物理的なモノの片づけからはじめて、PCの中、仕事のやり方を見直してはいかがでしょうか?仕事時間が楽になると思います。

最後までお読みくださり、ありがとうございます。
こんまり®︎流片づけコンサルタント
籔田育子

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