新しい基準で選ぶ
なかなかものが捨てられない人でも心の中では「本当は捨てたいな」「減らしてスッキリしたいな」とは思っています。だけど、そうは思ってもなかなか捨てられない。だからものがどんどん増えていってしまう。そのうち片づけられない自分がいやになってしまう人も。。。
先日「嫁が紙袋をなかなか捨てられない」と困っていた知人に、こんまり流のものの選び方を伝えたところ、「嫁が紙袋を手放すことが出来た」と喜びの声をもらいました。知人の“嫁さん”曰く、「“ときめき”という言葉がとてもしっくりきた」のだそうです。
また、先日初回レッスンに伺ったお客様は、一箇所に集めた衣類がかるく胸の高さにまで積み上がりました。「今までどうしても捨てられなくて」と。そんなお客様でも、迷ったものは「理想の暮らしに持っていなくても大丈夫。」と、自ら手放すことができていました。レッスンの終わりには、感謝して手放す衣類は45L袋10個分にも。
さらに、最近体験セミナーに参加くださったお客様は「物を減らす作業というよりも、理想の生活のイメージに近づける、というのが目からウロコで、楽しみながらやっています。」と、ご自身で片づけ祭りを実践中です。
こんまり流片づけでは、「捨てる・捨てない」や「いる・いらない」から、「ときめく・ときめかない」や「自分の理想の暮らしに持っていたいか・持ってなくても大丈夫か」に、ものを見極める基準を変えるんです。新しい基準です。そして、“残すもの”を選びます。そうすると、最初の悩みもどこへやら。本当にしたい“理想の暮らし”に近づいて行くのです。
まずは何かひとつ手にとって、試してみてはいかがでしょうか。
最後までお読みくださり、ありがとうございます☆
こんまり流片づけコンサルタント
籔田育子